プロテインを飲むと太る?飲むタイミングや注意点を解説!

トレーニングと一緒にプロテインを飲んでいる方は多いと思います。ネットを見ていると「プロテインを飲むと太る」といった情報を目にした方も多いかもしれません。

結論をお伝えすると、プロテインを飲んだからといって太ることはありません。しかし、飲み方を間違えると太る可能性は十分にあります。

この記事では、「プロテイン=太る」ではない理由や太りやすいプロテインの飲み方・注意点について解説します。

ダイエットやボディメイクにおいて欠かせないアイテムのプロテイン。正しく飲んで、効率良く活用できるようになりましょう。

プロテインを飲んだから太るわけではない

プロテインを飲んだから太るわけではない

結論からお伝えするとプロテインを飲んだからといって太るわけではありません。

プロテインには特別な栄養素が含まれているわけではなく、他の食事でも摂取できる栄養素が含まれているだけであるため、それを飲んだからといって直接的な太る原因になることはないのです。

ただし、正しいプロテインの飲み方ができていないと、太ってしまうことも。プロテインを飲み始めてから太ったと感じている人は、飲み方やプロテインに含まれる栄養素と食事で摂取する栄養素のバランスなどをチェックしてみるのがおすすめです。

人が太るのは摂取カロリーが消費カロリーを上回った時です。

そのため、プロテインで太ったと感じている場合、プロテインを飲みすぎて摂取カロリーが多くなっている可能性があります。1日の食事全体のカロリー収支を見直してみると原因が分かるかもしれません。

【要注意】太りやすいプロテインの飲み方

【要注意】太りやすいプロテインの飲み方

ここではどのようにプロテインを飲むと太りやすいのか注意点を解説します。

プロテインを日常的に飲んでいる人、太ってしまわないか不安な人は、ぜひ参考にしてください。

タンパク質量を考慮していない

筋肥大を目的にプロテインを摂取し、さらに普段の食事でもタンパク質を意識して摂取していると過剰摂取になってしまいます。

タンパク質は筋肉にとって大切な栄養素のひとつですが、過剰摂取すると太ってしまう原因になりかねません。

太らないようにするためには、普段の食事に含まれるタンパク質の量がどのくらいかを把握し、必要量からどのくらい不足しているのかを踏まえたうえでプロテインを取り入れましょう。

毎日食事内容を考慮せず同じ量を飲んでいると、日によってタンパク質の摂取量が多くなり過ぎてしまいます。

糖質を把握していない

プロテインの中には、糖質が多く含まれている商品もあります。

糖質は身体を動かすエネルギー源となるものであり、トレーニングにおいては重要ですが、摂取しすぎると太る可能性が高まる栄養素です。

プロテイン以外で糖質を摂取できているのであれば、糖質の少ないプロテインを選びましょう。

特に1日何回もプロテインを飲んでいる場合は、飲んだ分だけ栄養素を摂取しています。

本当にプロテインを効率よく活用したいなら、自分の食事を見直し、プロテインを補助アイテムとして摂取するのがおすすめです。

プロテインを割る飲み物のカロリーが多い

プロテインを割る際に使用する飲み物によっても太りやすくなる可能性があります。

例えば、果汁100%のジュースや砂糖が加えられた飲み物で割ると摂取カロリー量が多くなってしまいます。

繰り返しにはなりますが、摂取カロリーが消費カロリーを超えると太ることに繋がるのです。プロテインの種類だけでなく、割る飲み物も意識しましょう。

また、プロテインを牛乳で割る人は多いかもしれません。牛乳でも問題ありませんが、糖質や脂質を抑えたいのであれば豆乳に変更するのも1つの方法です。

余計なエネルギーや脂質などを摂取したくないといった場合は水で割るのが良いでしょう。

プロテインを飲むタイミングの違いで太ることはある?

プロテインを飲むタイミングの違いで太ることはある?

プロテインを飲むタイミングによって太るといったことはありません。太るかどうかはあくまでもカロリー収支であるため、朝早くに飲んでも、夜遅くに飲んでもカロリー摂取が多いと太ります。

ただし、どの時間帯、タイミングで飲むかによってプロテインによる体への働きかけ方に違いが生まれます。

プロテインを飲むおすすめのタイミングは以下の通りです。

  • 朝食時
  • 運動前後
  • 就寝前

朝食時は、就寝中に失われた水分や栄養を摂取する絶好のチャンス。タンパク質が就寝中に消費されているため、プロテインを飲むことで補給しましょう。

朝から食事でしっかりタンパク質を摂取したくても、ガッツリ食べるのは大変という方でもプロテインなら気軽に飲めておすすめです。

また、多くの方が把握しているかもしれませんが、運動前後のプロテイン摂取もおすすめのタイミング。

特に運動後は、筋肉の繊維が傷き、それを修復するためにタンパク質が不可欠です。修復する過程で筋肉が大きくなるため、プロテインを運動後に摂取しておくことは筋肥大のために重要となります。

最後に就寝前のプロテイン摂取は、就寝中の成長ホルモンの分泌を促進してくれます。

成長ホルモンは肌や髪の毛などの成長をサポートするだけでなく、筋肉の成長・修復にも影響するものです。ただし、就寝直前だと胃腸に負担がかかるため、ベッドに入る30分〜1時間前を目安に摂取しましょう。

関連記事:プロテインは寝る前に飲むべき!その理由と具体的なタイミングを解説

【太るか不安なら】プロテインを飲むときに抑えておきたいポイント

プロテインを飲んだからといって太るわけではありませんが、それでも心配な人はカロリー収支を計算する習慣を身につけておきましょう。

先ほども説明しているように、太るのは摂取カロリーが消費カロリーを上回った時です。そのため、自分の消費カロリーと摂取カロリーを把握し、消費カロリーが上回る、もしくはどちらも同じ状態をキープすることで太る心配がありません。

ただし、人間には1日に必要とする摂取カロリーがあるため、痩せるためだけに摂取カロリーを少なくするとことは避けてください。

健康的にダイエットやボディメイクをしたいなら、消費カロリーを増やすことを意識しましょう。

人間の1日あたりの消費カロリーは、体格や運動習慣・運動強度の程度によって変わります。

消費カロリーを増やしたい場合でも、運動習慣がない人がいきなり高強度の運動をすると怪我をする恐れがあるため、強度の低い運動から少しずつ取り組んでいくようにしましょう。

関連記事:【初心者必見】自重トレーニングで理想的な体を手に入れる方法8選

太りにくいプロテインの選び方

太りにくいプロテインの選び方

プロテインを摂取しただけで太ることはありませんが、太りにくさを重視している場合は以下の点を意識してプロテインを選んでください。

  • カロリーが低い
  • 腹持ちがいい

太るかどうかはカロリー収支によるため、プロテイン選びにおいても低カロリーのものを選ぶことで太る可能性を下げられます。具体的には消化吸収が比較的穏やかで腹持ちも良いとされるカゼインプロテインやソイプロテインなどです。

カゼインプロテインとは、動物性タンパク質のプロテインで、ヨーグルトの固体部分を原料としている点が特徴。市販のヨーグルトのパッケージなどで「カゼイン」と記載されているのを目にしたことのある人も多いのではないでしょうか。

カゼインプロテインは不溶性で固まりやすいため、体への吸収がゆっくりです。そのため、一度飲むと長時間満腹感を維持しやすく、食事前に摂取すれば食べ過ぎを防ぐこともできるでしょう。

ソイプロテインは、大豆を原料としている植物性タンパク質のプロテイン。ビタミンB群やビタミンE、リン、カリウム、亜鉛、鉄など体の成長に欠かせないアミノ酸が含まれているため、カロリーの低さはもちろん栄養素を補うという意味でも効果的です。

そのほかにも、腹持ちの良さを重視するのであればプロテインバーを選ぶのもおすすめ。プロテインを飲むとどうしても水分を摂取することとなるため、お腹が膨れてしまいます。

一方のプロテインバーであれば、軽食を食べる感覚で気軽に食べられ、お腹に水が溜まる感覚もありません。

プロテインを上手く活用してダイエットやボディメイクをしたいなら

プロテインを飲んだだけで太ることはありませんが、プロテインを飲んで太ったと感じている場合、プロテインを飲み過ぎている、プロテインを割る飲み物のカロリーが高いなどの可能性があります。

大切なのは、普段の食事からカロリーや栄養素を把握しておくことです。

しかし、なかなか自分で把握するのは難しいですよね。そんな時は、プロのトレーナーに相談してみませんか?

パーソナルジムELEMENTでは、食事指導のオプションもご用意しております。一人ひとりの目標に合ったトレーニングプランや食事指導のサポートが可能です。

効率よくダイエットやボディメイクをしたいなら、まずは体験トレーニングにお越しください!

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