トレーナー未経験からの入社、未経験者が活躍できるELEMENTの秘訣とは

通い放題のパーソナルジム 「ELEMENT(エレメント)」。2019年12月のオープン以来、月額39,800円で通い放題のパーソナルジムブランドとして、多くの会員様の「運動の習慣化(※1)」定着に向けた体づくりをサポートしてきた。

これまでの1000名超の運動の習慣化を支援してきたが、ELEMENTにとって欠かせないのがトレーナーの存在。様々な経験・スキルを持つトレーナーが多数在籍しているが、トレーナー未経験でELEMENTに入社をした社員も少なくない。今回は、未経験からトレーナーに転身した小林義人氏と濱本広太郎氏に、入社を決めた理由やどのようにスキルを磨いていったのか話を聞く。

※1 「週2回以上、1回30分以上、1年以上、運動をしている者」(厚生労働省)

未経験でELEMENTに入社、その決め手

ーーお二人はトレーナー経験があまりない中で入社されましたね。ELEMENTに入社した決め手はありますか?

小林義人(以下、小林):私はお客様にトレーニングを指導する「トレーナー」としての仕事だけでなく、フィットネスジムの運営・経営の勉強もしたいと考えていました。多くのジムでは、トレーナーとして採用された場合に運営や経営のことを学ぶことができません。一方ELEMENTでは、店舗の運営まで任せてもらえるため、様々な経験を積むことができるという点に魅力を感じました。

また、ELEMENTのビジョンである「運動の習慣化」に共感したという点も入社の決め手の1つです。以前私が5か月で-20kgというハードな減量をしたことがあるのですが、そのときメンタルがやられてしまいました。たとえ減量ができたとしても、元気がなくなってしまうということに違和感を感じ、継続的に運動を行い習慣化することで心も身体も健康になっていく、そんな支援ができればと思いました。前職の金融業界での仕事を通じて、私はお客様の「幸せ」や「健康」に通じる仕事がしたいと考えていたため、そこに親和性を感じましたね。

小林義人:学生時代、スポーツ関連の就職を志しスポーツチームでのインターンを経験。インターンを通じてスポーツ業界の厳しさを感じ就職を断念し、金融企業へ就職する。3年間営業職として個人のお客様と向き合う中で、1to1でお客様に向き合うこと、お客様に「幸せ」を感じてもらうことに仕事の価値を見出す。そのころトレーニングに出会い、学生時代に関心のあった業界であったことからトレーニングを通じてお客様を「幸せ」「健康」を届けたい思い、ELEMENTに正社員として入社。

濱本広太郎(以下、濱本):私は「通い放題30分」という他にはないビジネスモデルに魅力を感じました。通い放題や30分というシステムを取り入れているジムは少ないため、競合等の差別化ができ、フィットネスジムの競争が激しくなる中でもELEMENTは勝ち抜いていけると思いました。私が入社した際はELEMENT創業2年目の時でしたが、こうした他社に勝てる強味を持つスタートアップで働くことができる、こういった点に惹かれました。

また、私には総合型フィットネスジムでの経験もありましたが、他の人に比べればトレーニングの知識・経験も少なくまだまだ学びが必要と感じていました。ELEMENTには、多様な研修制度があったためそこがとても心強かったですね。

濱本広太郎:20代まで音楽活動に励み全国各地をツアーで回る。30代を機に音楽活動を引退し、趣味で行っていたトレーニングによって内側も外側も変化し輝くことに魅力を感じたことからトレーナーに転身。総合型のフィットネスジムに就職し、トレーニングを1から学ぶも、新型コロナウイルスの流行により客足が遠のいでしまったことから転職を考える。そのころトレーニング経験が豊富でなくてもパーソナルトレーニングができるELEMENTに出会い正社員として入社。

鈴木太郎(以下、鈴木):これまで入社を希望された全ての方の面談をしてきましたが、ELEMENTにマッチするなと感じる方は、トレーナーとしてのビジョンが合致している方が大多数です。短期間のダイエット・ウエイトトレーニングだけでなく、その先にある「運動の習慣化」を通じて30-40年後を変えていきたいという他にはないミッションを掲げているからこそ、そこに共感して応募いただける方が多いですし、今活躍しているメンバーも同じ目標をもって日々お客様に向き合ってくれています。二人がこのビジョンに共感して入社をしてくれたということを改めて聞けてとてもうれしいです。

感じていた不安、どう解消されたのか

ーーとはいえ、不安もありませんでしたか?

小林:トレーナーは身体のプロですので、お客様の悩みに対して応える必要がある。未経験者の私が現場に出たときにお客様が求める要望に知識がついていけるか、お客様の課題に対して適切なアプローチができるのか、そうした不安は入社当初ありましたね。

ーーどのようにして不安を解消されたのですか?

小林:研修を通じてなくなりました。濱本さんが先ほど言ったようにELEMENTは研修制度が大変充実しています。研修では、体の構造を学ぶ「解剖学」から教えてもらうことができるため基礎知識を十分につけることができました。また、ただ勉強をするだけでなく、勉強の”仕方”や勉強の先にある”道”の提示、ベースとなる知識の活かし方を教えていただけたため、非常に身になる勉強ができたと感じています。

また、初期段階の研修では、サポートはもちろんですが、ELEMNETは現場に出る機会がとても多くあるため学んだことを実践できる環境が整っています。他のジムでは少ないと、1週間あたりで3回ほどのセッションしかできないということがザラにあるようです。ELEMNETは1店舗で月400セッション(※2)ありますのでアウトプットの場は本当に多いと思います。

※2 複数人のトレーナーで月400セッションを担当する

ーー濱本さんはいかがですか?

濱本:私は「パーソナルジム未経験で本当にやっていけるのか?」という不安がとても大きかったです。トレーニングはもちろん、お客様にはマンツーマンで接客するため人間関係をうまく築くことができるのかといった不安もありました。

でもこの不安は、採用面接の際にすぐに取り除けましたね。面接はとても暖かい雰囲気で、ありのままの私を受け入れてくださいました。この時点で心の不安がスッと消えたことを覚えています。また、研修の際にも、とてもフォローが手厚くて、少しの不安でも丁寧に話を聞いてくれてフォローしてくれる体制があったのでとても安心感がありました。

鈴木:フィットネス業界には、トレーナーのこれまでの実績や経験などの権威を求めるジムがありますがELEMENTにはありません。ELEMENTが大事にしていることは、全てのトレーナーが平等に活躍できること。そのため、会社の風土やビジョンにマッチして入社を決めてくれる方が多いですね。

ーーどのような研修を受けることができるのですか?

鈴木:入社後に行う初期研修は約100時間で設計されています。座学や実技、事務作業の研修を1か月かけて丁寧に行う研修になっています。研修後は現場に入ってお客様へのセッションがスタートするわけですが、そこでは教育担当がセッションをフォロー&フィードバックする体制がありますので研修後も学びの機会は続きます。教育担当がマンツーマンでサポートしてくれるため、いつでもフォローできる体制が整っています。

濱本:他のフィットネスジムですと、教育担当がいなかったり、1対nで研修が行われるジムがほとんどです。他のジムを見てきたからこそ、ELEMENTの教育の手厚さは非常に感じることができました。

小林:初期の研修だけでなく、1か月に1回トレーナーを集めての全体研修があったり、3か月に1回のトレーナーテストが設けられており、学びを継続することができる点も良いと思っています。理論を古いものに留めておくのはもったいないので、こうした機会を活用して学びを更新し、どうしたらより良いトレーニングをお客様に提供できるか考えています。

ーー最後に、未経験者でELEMENTへの応募を考えている方へメッセージがあればお願いします。

濱本:大切なのはやる気と情熱だと私は思います。トレーニング未経験スタート、とても不安は大きいと思いますが、ELEMENTにはしっかりとしたフォロー体制があるので、「やってやろう」という気持ちがあれば乗り越えられます!

鈴木:未経験の第二新卒の方を一人前のトレーナーに育て上げるための知識・機会・サポート体制は大きなものになってきました。教育担当から学んだことをしっかりとインプットし、アウトプットを繰り返すことできちんと成長することができますので安心していただきたいです。

また、フランチャイズ向けにも研修制度は構築されており、入会を促進するためのカウンセリング研修やトレーニングセッションの研修もあります。また、定期的に面談の機会も設けていますので、フランチャイズでも未経験者採用が進んでいますし、現場で活躍しているメンバーも増えています。

小林:私たちも入社時は不安も多くありましたが、今ではトレーナーはもちろん、店舗の運営業務までこなせるまで成長しました。私たちからお話できることも多いと思いますのでELEMENTに興味がある方は是非一度ご連絡をいただけたらうれしいです!

(取材・文・撮影=澤田知美)

この記事を書いた人

ELEMENT

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