専用のマシンを使うことで、美しく引き締まった体を手に入れられる「マシンピラティス」。
チャレンジしてみたいけれど、その前にどんなメリット・デメリットがあるのかを知りたい方も多いと思います。
また、マシンを使わずに行う「マットピラティス」との違いも、マシンピラティスの効果を検証する上では知っておきたい情報です。
そこで、ここではマシンピラティスのメリット・デメリットやマットピラティスとの違い、おすすめの頻度や服装などを詳しく解説します。
マシンピラティスに興味のある人やトレーニングを始めてみようと思っている人はぜひ参考にしてみてください。
マシンピラティスとマットピラティスの最大の違いはマシンの有無
マシンピラティスとマットピラティスの最大の違いは「マシンの有無」です。
マシンピラティスでは、リフォーマー、チェア、キャディラックなどの専用マシンを使ってエクササイズを行います。
姿勢や動きをマシンがサポートしてくれるので、ピラティスに不慣れな方でも正しいフォームを身につけやすく、トレーニングメニューも600以上と豊富です。
一方、マットピラティスはマシンを使わずに、フロアに敷いたマットの上で行うエクササイズを言います。
自分自身の体重や、おもり、バランスディスクなどを使って全身の筋肉を鍛えるマットピラティスは、マシンピラティスに比べると難易度が高めですが、どこでも気軽にできるというメリットもあります。
このように、マシンピラティスとマットピラティスには、エクササイズのやり方に大きな違いがあるのです。
では次に、マシンピラティスのメリットとデメリットを詳しく見ていきましょう。
マシンピラティスの4つのメリット
まず、マシンピラティスのメリットとして、次のようなものが挙げられます。
- 初心者でも気軽に挑戦できる
- 正しいフォームが習得できる
- 豊富な種類のエクササイズがある
- 運動の負荷を調節できる
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
初心者でも気軽に挑戦できる
マシンピラティスは、ピラティスの経験がない初心者でも気軽に挑戦できます。
難しい動きも専用マシンがサポートしてくれるので、無理なくエクササイズを行うことが可能です。
また、マシンピラティスとマットピラティスには共通のエクササイズも多く、マシンピラティスで基礎的な動きを身につけておくと、マットピラティスにもチャレンジしやすいメリットがあります。
正しいフォームが習得できる
正しいフォームが習得できる点も、マシンピラティスのメリットです。
マシンピラティスでは、マシンによって動きが制限されるため、フォームが崩れにくくなります。
せっかくエクササイズをしても、フォームが崩れていると十分な効果を得ることはできません。その点、マシンピラティスは初心者でも姿勢をキープしやすいので、マットピラティスに比べて早く効果を実感しやすいと言えます。
豊富な種類のエクササイズがある
マシンピラティスには、リフォーマー、チェア、キャディラック、ラダーバレル、スパインコレクターなどの専用マシンを使った、さまざまなエクササイズがあります。
エクササイズの種類は600以上ともされ、その中から自分に合うものを自由に選べます。
また、体幹の強化、姿勢の改善、筋力アップなどの目的別だけでなく、「ウェストを細くしたい」「二の腕を引き締めたい」など部位に絞ったトレーニングが行えるのも種類が豊富なマシンピラティスのメリットです。
運動の負荷を調節できる
マシンピラティスでは、個人のレベルによって運動の負荷を調整可能です。
初心者や筋力に自信のない方は、正しいフォームをキープするなど、エクササイズのサポートとしてマシンを活用することができます。
一方で、上級者はマシンをつかうことで、負荷の高いトレーニングにすることも可能です。
このように、用途によって運動の負荷を自在に変えられる点もマシンピラティスの特徴と言えます。
マシンピラティスの3つのデメリット
一方、マシンピラティスのデメリットとしては、次のようなものが挙げられます。
- 自宅で行うことが難しい
- 実施しているスタジオが限られている
- レッスン料が高い
デメリットの詳しい内容は以下の通りです。
自宅で行うことが難しい
自宅で行うことが難しいというのは、マシンピラティスのデメリットの一つです。
マシンピラティスで使用するマシンは、いずれもそれなりの大きさがあるため、自宅に設置できる人は限られます。
マットピラティスがマットさえあればどこでも出来ることに比べると、マシンピラティスは時間や場所を選ぶエクササイズと言えるでしょう。
実施しているスタジオが限られている
マシンピラティスは、マットピラティスに比べると実施しているスタジオが限られています。
特に、都市部以外の地域では気軽に通える範囲にマシンピラティスのスタジオが存在しないというケースも珍しくありません。
また、マットピラティスはオンラインレッスンも可能ですが、マシンピラティスはマシンがないとエクササイズができないため、オンラインレッスンには不向きです。
こうした「レッスンの受けづらさ」もマシンピラティスのデメリットと言えます。
レッスン料が高い
マシンピラティスはレッスン料が高くなりがちです。
なぜなら、マシンピラティスでは高額な専用マシンを使ったり、トレーナーがマンツーマンで指導を行ったりするケースも多いため、マットピラティスに比べるとかかる費用が多くなる傾向にあるからです。
相場としては、マンツーマンレッスンの場合は1回(60分)8000円~10,000円程度、グループレッスンの場合は月4回で13,000円~15,000円程度とされています。
マットピラティスの場合は月4回で9,000円程度のスタジオが多いことを考えると、マシンピラティスのレッスン料は高額に感じられるかもしれません。
マシンピラティスとマットピラティスどっちを選ぶべき?
ここまで見てきたように、マシンピラティスとマットピラティスには、それぞれにメリット・デメリットがありますが、一般的に初心者にはマシンピラティスの方が適していると言われています。
先にも述べた通り、マシンを使うことで正しいフォームが身についたり、経験や筋力に応じて負荷を調整したりすることができるからです。
一方、マシンピラティスには、実施しているスタジオが少ない、レッスン料が高い、自宅で反復練習ができないなどのデメリットもあります。
そのため、総合的に考えた上で、自分に一番合うものを選ぶことが大切です。
なお、ピラティスと似た運動でヨガもあります。マシンピラティスとヨガの違いについても知っておきたい方は、以下の記事も参考にしてください!
関連記事:マシンピラティスとヨガの違いとは?効果や目的から合う方を選ぼう
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